りーぬのブログ

内定先で、個人課題としてブログを書くことになりました。卒業(2019年3月)までに50記事を目指します。⇒無事に達成しました!これからはインスタとともに運用していきます。

学生スタッフ卒業レポート~異文化交流イベント業務に携わって~

 

先日、3年以上在籍していたアルバイトを卒業しました。(留学や就活を挟んでいたので実働期間はもっと短いですが…)

 

私は、大学内の異文化交流イベント企画・運営にあたる学生スタッフとして活動していました。イベントは学生スタッフの発案からできていて、年間約250のイベントを実施しています。今回は卒業にあたり、私がスタッフとして経験したこと、感じたことをレポートととしてまとめてみます。

 

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「スタッフになりたい」

 

高校時代を国際科という学科で過ごしたこともあり、もともと「グローバル」「多文化共生」といったものに関心をもっていました。しかし同時に、「お互いを尊重する」といった聞こえのいい言葉で片付けられることに、いつも違和感を覚えていました。

 

だって、どう考えても同じ種類の人間といた方が楽です。阿吽の呼吸で事が進めば、伝達コストも省ける。でも、やっぱりそれってなんかつまらない。そんなモヤモヤを感じていたとき、学生スタッフ募集の張り紙を見つけました。私は大学生活をかけてこの大きなテーマに取り組みたいと思い、スタッフになるべく面接に臨みました。

 

が、手応えはイマイチ…。「受からないかも」と落ち込んでいたところ、幸運なことに合格の連絡が。こうして採ってもらったからには成果で還元しようと心に誓い、業務初日を迎えました。

 

(ちなみにこんな始まりだったので、数年後、私を採用してくれた職員の方に「すごく成長したね!」、「今のプレゼン、悪くないじゃん(笑)」と褒めていただいたときは、涙が出るほど嬉しかったです。)

 

 「いい交流の場を作りたい」

 

先輩方は、大人数を前にして堂々と話していたり、細かいオフィスワークをてきぱきこなし、メールの文章も気配りに溢れている。おまけに英語もペラペラ。そんな先輩たちがとにかく格好よくて、追いつきたくて、必死に業務をこなしていました。その結果、大型のイベントを任せてもらえる機会が増え、ますます仕事が集まるという好循環(?)になっていきました。これは本当に有難いことです。「あなたなら任せられるから」と言葉にしてもらったときは使命感に燃えます(笑)

 

オンラインコミュニティがどんどん広がる中で、オフラインで人と関わることにどうやったら魅力を感じてもらえるか、どうしたらよい交流ができるか、スタッフとして考え抜いたと思います。私は、比較的規模の大きい(規模としては、参加者は50-100人くらいでしょうか)「カントリーフェスタ」というイベントを3回担当しました。外部ゲストと関わったり、準備物の多いこのイベントは、私のマルチタスク能力や人をマネジメントする力を養ってくれたように思います。

 

ちなみに、1番思い入れの強いイベントについては別にブログでまとめているのでぜひご覧下さい。

 

rinu830.hatenablog.com

 

イベント企画を通じて、業務の面でも様々な経験を積むことができました。たとえば、イベントは企画、広報、当日の実施まで学生スタッフによって運営されています。当然、広報用ポスターも学生スタッフが作成します。

 

私はデザインとかセンスとかさっぱりない人間だと思っていたのですが、いざやってみると結構ハマってしまい、今では業務の域を出て、色使いや構図などを自分で勉強しています。もしスタッフでなければ、一生挑戦しなかったかもしれません。自分がワクワクするものに出会えてラッキーだったなと思っています。

 

「貢献したい」

 

そんな感じで必死にこなしているうちに、卒業まで残り半年となりました。ある程度、イベント関連でやりたいことはやった。さて、卒業までに自分は何ができるのか。

 

模索の日々の中で、ある時、「私がやってきたことは、先輩方の積み重ねを基に丁寧に運営していたに過ぎない。私がこの組織に所属していた証として、オフィスに少しでも貢献したい」と思うようになりました。

 

そんなとき、私が課題だと感じたのは、組織内の制度でした。いつしか目標だった先輩方が卒業し、自分が後輩の面倒を見る立場になると、意外とどう教えたらいいかがわからなかったのです。そこで、先輩(メンター)のための研修を設けることを提案し、無事に制度化してもらうことができました。残念ながら、研修が一回りするのを見届ける前に卒業ということになりましたが、改善を重ね、この研修がうまく機能することを願うばかりです。 

 

おわりに

 

ここまで、スタッフとしてのお仕事について書いてきましたが、いかがでしたか?

 

学生ながら、大使館とやり取りしたり、英語でビジネス交渉をするなど、貴重な体験をたくさん積ませてもらいました。私個人では決してできなかったことですし、普通の一学生からここまで育ててくれた職員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

もちろん私自身も、こうして活動する中でたくさんの人に出会い、交流してきました。それで、冒頭の話に戻ると、私はスタッフとしての活動を通じて、異文化交流について一つの答えにたどり着きました。これについては別ブログにまとまっているので、よろしければこちらもどうぞ。

 

rinu830.hatenablog.com