いいチームとは何か②ーチームビルディング研修を終えてー
前回の記事の続きです。前回の記事はこちら。
「いいチーム」とは何か
課題はほかにも、オフィスで使ったものが出しっぱなしとか、いろいろあったのですが、「どうして片付けないのか」と相手を責めるのではなく、そういう細かいところに気付けるのであれば、それは私の1つの強みとしてとらえて、他の人にどうしたら気づいてもらえるのかを考えればよいと考え方を変えることができました。
もちろん、その分ほかのスタッフにはほかのスタッフの強みがあります。実際に、研修合宿で課題に対する改善案を発表してもらうと、私には思いつかないような面白くて有効そうなアイディアがたくさん出てきました。そうやって一人一人強みも弱みも違うのだから、それを集結させることでいいチームが出来上がっていくのだと思います。それを引き出してあげる(この場合はその場を設定、設計する)のが先輩である私の役割なのではないかと思います。
(ちなみに、私はこの研修の最後に感極まって泣いてしまいました笑。自分がアルバイトを卒業する前に何とかしたいなと思っていた課題に対するアプローチが、結構うまくいったことに対する安堵からだと思うのですが、涙を流せるほど本気で取り組んだ自分をちょっと誇らしくも思います😊)
終わりに
私はこの研修合宿を通じて「いいチーム」の概念が変わりました。
私の先輩方はいつも完璧で、企業で即戦力として活躍する姿を容易に想像できるくらい、圧倒的な存在でした。私はそんな先輩方の姿を追いかけてきたので、プロ集団こそがいいチームだと思っていました。
しかし、先輩方であれば、今回のような課題は出ないかもしれないけれど、その分、課題に対するアプローチもこんなに生まれなかったでしょう。いろいろな可能性の中から1つを選びとったほうが確度が高いはずです。
合宿の内容を合宿だけで終わらせず、よりスタッフ一人ひとりが活躍できる組織作りを探っていきたいと思えた2日間でした。以上、研修レポートでした。
※ちなみに業者さんにお願いした部分では、こんなことをしました(写真参照)
仲間と協力しないと達成できないアクティビティなのですが、ご覧のように命を懸けているのでどんなに仲が悪かろうが、協力し合わざるをえません。チーム力強化にはもってこいですね。(仲はとってもいいです(笑))