いいチームとは何か①ーチームビルディング研修を終えてー
先日、アルバイト先で1泊2日のチームビルディング研修がありました。今回はそこで学んだことを振り返ります。
毎年行っているこの研修合宿ですが、今回は参加者としてだけではなく、コアメンバーとしても関わることになりました。コアメンバーとは、合宿のコンテンツを作るメンバーです。(一部、チームビルディングを専門とする業者さんにお願いしているところもあります。)このブログでは、そんな研修合宿の作り手としてのあれこれをお伝えしたいと思います。
事前準備
これまでこのブログでも何度かご紹介したのですが、私はアルバイトとして大学内での国際交流イベント企画・運営を行っています。
スタッフ自体も国際色豊かで、それゆえそれぞれの「仕事」に対する考え方や常識が違うので、いつもみんなでオフィスルールを作っています。(アルバイトしながら異文化を日々感じられるなんていい職場ですねー)
チームビルディングがこの研修の1つの目的ではありましたが、もう一つ、内部では、こまごまとしたことを含めてたくさんの課題がありました。だから、全員が参加する研修合宿という絶好の機会にその課題をどう解決するか、ほかのスタッフと考えました。
その結果、合宿の内容は、そのような課題を「個人の責任」として片付けるのではなく、機能する組織にするためにどんな施策を打てばいいかを考えること、そして研修の翌日から実行に移すということにしました。
課題とは何かというと、たとえば、「シフトに入らない日でも毎日メールには目を通し、必要であれば返信する」というルールがあるのですが、なかなかそれを守れないスタッフがいました。私は「メール読んでね」と、ことある事に注意していたのですが、なかなか改善されず…。このような業務上のモヤモヤをスタッフから集めて合宿中にとことん話し合うことにしました。
研修の構成は以下のように設定しました。
【1日目】
日中:業者さんによるチームビルディングアクティビティ
夜:ディスカッション
【2日目】
朝:目覚ましのスポーツアクティビティ
日中:ディスカッションと成果発表
当日
合宿当日、話し合いの中で、ルールを守ろうという意識が「低い」のではなく、そもそも「ない」ことに驚きました。「メールが長い(&慣れていない日本語)」から「読みたくない」という意見には、びっくりしすぎて椅子から落ちそうでした。
私の感覚では、自分が所属する組織にルールがあって、それが合理的であるならばそれに従うのが筋だと思っていました。
でも、よく考えてみると「読む」という作業が負担になる場合もあるのかもしれません。私は活字大好きマンなので、読むスピードもまあまあ早いですし、読むことが苦になりません。しかし、そうでない人もいるはずです。写真で示すとか、会った時に伝えるとか、メールするにしても英語で書くとか、私に工夫できることは色々あります。
それを、「メールしたからあとは自己責任で。」というのは無責任だという見方もできるのだと気づきました。(まあメールのほうが圧倒的にコスパがいいので、ぜひ読んでほしいですが!)
とにかく、ここで私が得た教訓は、「相手の立場に立って、相手のためにできることを精一杯やる」ということです。
次の記事では、私の考える「いいチームとは何か」についてまとめていきます!ついでに、先述の業者さんによるプログラムの一部もお見せします。(すごくびっくりすると思います...)