りーぬのブログ

内定先で、個人課題としてブログを書くことになりました。卒業(2019年3月)までに50記事を目指します。⇒無事に達成しました!これからはインスタとともに運用していきます。

ビジネス系読書レビュー

 

気になっていた話題の起業家さんたちの著作を、一気に読みました。

 

 

『人生の勝算 (NewsPicks Book)』(前田裕二 著)
http://a.co/hY6TXlE

 

 

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友達のアイドルの子が配信をしているということで、SHOWROOMのサービスを知ったのですが、芸能人も多く利用しているんですね。前田さんは石原さとみさんとの交際でさらに噂になっている人なので、強烈なタイトルも手伝って読んでみたくなりました。

 

全体的に熱量が高くてゾクゾクする感じで最後はちょっと泣きそうになりながら読みました。個人的に事業自体はそんなにピンときてないけど、きっと大きなマーケットになるのだろうと思わせられました。「意味報酬を燃料にできる」私は、とても面白く読めました。

 

(努力の大切が随所で訴えられていましたが、先日、努力できるかどうかは個人の意思ではどうにもならない、つまり、遺伝や幼いころの環境によるところが大きいという学術論文を読んでしまったので、前田さんの主張を複雑な気持ちで読んでいました...。笑)

 

コミュニティ運営について

本の中に「余白」という言葉がありました。私はこれまでオフラインでの人々の交流を作ってきていて、いつも完璧を求めたくなるけど、それは上手くいくとは限らないし、それなら来る人たちにある程度やらせてみたり、その場の雰囲気とか流れを大切にしてもいいんじゃないかなと、ちょうど思っていたところだったのでとても刺さりました。運営だけに限らず、その場のノリで行動できるのもちょっと羨ましい今日この頃。そっちのほうが疲れないよね。偶然できることの面白さもある。ちなみに、それにプラスして、完璧よりも共感とか、コミュニティの構成員を「中の人にする」というのは最近意識しています。

 

バカをやりきる

これができると強いんだけど、私はまだできない。プライドが邪魔するんだよなあ。

 

サービスについて

アイディアのもとは中国のサービスだったという驚き。てっきり前田さんが一から考えたモデルなのかと思っていました。全く新しいものって日本からは全然生まれていない印象。

 

『日本再興戦略 (NewsPicks Book)』(落合陽一 著)
http://a.co/0ilhpfD

 

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私自身、どんなコミュニティを作っていきたいか模索している時期にちょうどいい本だった。また、アーティストに対するリスペクトや、「美」に対する関心が高まり、私も常に何かを生み出している人間でいたいと思えました。

 

腑に落ちた論点

・ワークアズライフ(日本人はワークライフバランスのような二分法がそもそも性質的に合わない)

・日本はバックグラウンドが全く違うのに、海外から「個人」という考え方だけ持ち込んでしまった。(自己責任などが生まれて結局歪みが発生する)

・個人での意思決定をやめる(社会のために、自分のコミュニティのためにどうするのがよいかを考える)

・コミュニティは自分で変えたり作ったりできる。考えることが大事。

・東洋ってすごい。(行間を読む、空気を読むはなかなかできることじゃない。)

・技術がより進歩した世界(今、言語習得だけに命を懸けている人にとっては辛い世界になる。自動運転によって、移動の価値が変わる。)

 

新たな発見

・「公平」と「平等」は違う

 

『成金 青春経済小説』(堀江貴文 著)
http://a.co/8SnBQfN

 

 

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「メディアをどう使うか」という、キリキリするような駆け引きに引き込まれ、一気に読みました。これから私はビジネスをしていくわけだけど、そこまでビジネスでてっぺんを取りたいわけでもないのではないか、と思ってしまった。

 

今でもインターン生としてビジネスをかじっていて、それはそれで刺激的で楽しいんだけども、私はじっくり考えたり、人との繋がりをしみじみと感じるような、豊かな生活がしたい。ビジネスでなくても、極めたいものは何か、自分と対話する時間を常にもっていたい。