りーぬのブログ

内定先で、個人課題としてブログを書くことになりました。卒業(2019年3月)までに50記事を目指します。⇒無事に達成しました!これからはインスタとともに運用していきます。

ゆるゆるブログもスタート☆

 

こんにちは!

今回は、タイトル通りゆるゆるブログ開始のお知らせです。

 

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先日、ある人から「ブログしっかり書きすぎ!」と言われました。そのときは「こういうのを発信していきたいからこのままでいいんだ」と答えたのですが、いろいろ考えてゆるゆるブログもありかなと思い、試しに1本書いてみることにしました!

 

理由としては、このブログはそもそもPV数を気にするようなものではなく、自己満足と身近な人に私のことをもっと知ってもらいたいなーという思いから生まれたものなので、そんなに「シッカリ」やる必要がないということと、そういう目的ならもっと頻繁にカジュアルに更新したほうがいいのでは?と思ったからです。ユーチューバーの人でも毎回完璧な編集ではなく、たまに気楽な感じの動画をアップしている人もいますもんね。

 

さて、今回は何を書こうかな。

 

あ、ブログをしばらく更新できていなかったのは、約2週間の卒業旅行に行っていたからです!実は、上で載せたマグカップの写真も旅行中の一コマです。(ゆるゆる感がちょうどいいなと思って載せてみました。)

 

もちろん、旅行中もたくさん下書きを書き溜めていたので、今後、思い出のシェアや、旅のTipsなんかもブログに書いていこうと思います。

 

では、今回はこんな感じで👋🏻

 

※目標時期まであと約1ヶ月。あと少し、お付き合いよろしくお願いします。

いいチームとは何か①ーチームビルディング研修を終えてー

 

先日、アルバイト先で1泊2日のチームビルディング研修がありました。今回はそこで学んだことを振り返ります。

 

毎年行っているこの研修合宿ですが、今回は参加者としてだけではなく、コアメンバーとしても関わることになりました。コアメンバーとは、合宿のコンテンツを作るメンバーです。(一部、チームビルディングを専門とする業者さんにお願いしているところもあります。)このブログでは、そんな研修合宿の作り手としてのあれこれをお伝えしたいと思います。

 

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事前準備

これまでこのブログでも何度かご紹介したのですが、私はアルバイトとして大学内での国際交流イベント企画・運営を行っています。

 

スタッフ自体も国際色豊かで、それゆえそれぞれの「仕事」に対する考え方や常識が違うので、いつもみんなでオフィスルールを作っています。(アルバイトしながら異文化を日々感じられるなんていい職場ですねー)

  

チームビルディングがこの研修の1つの目的ではありましたが、もう一つ、内部では、こまごまとしたことを含めてたくさんの課題がありました。だから、全員が参加する研修合宿という絶好の機会にその課題をどう解決するか、ほかのスタッフと考えました。

 

その結果、合宿の内容は、そのような課題を「個人の責任」として片付けるのではなく、機能する組織にするためにどんな施策を打てばいいかを考えること、そして研修の翌日から実行に移すということにしました。

 

課題とは何かというと、たとえば、「シフトに入らない日でも毎日メールには目を通し、必要であれば返信する」というルールがあるのですが、なかなかそれを守れないスタッフがいました。私は「メール読んでね」と、ことある事に注意していたのですが、なかなか改善されず…。このような業務上のモヤモヤをスタッフから集めて合宿中にとことん話し合うことにしました。

 

研修の構成は以下のように設定しました。

 

【1日目】

日中:業者さんによるチームビルディングアクティビティ

夜:ディスカッション

 

【2日目】

朝:目覚ましのスポーツアクティビティ

日中:ディスカッションと成果発表

 

当日

合宿当日、話し合いの中で、ルールを守ろうという意識が「低い」のではなく、そもそも「ない」ことに驚きました。「メールが長い(&慣れていない日本語)」から「読みたくない」という意見には、びっくりしすぎて椅子から落ちそうでした。

 

私の感覚では、自分が所属する組織にルールがあって、それが合理的であるならばそれに従うのが筋だと思っていました。

 

でも、よく考えてみると「読む」という作業が負担になる場合もあるのかもしれません。私は活字大好きマンなので、読むスピードもまあまあ早いですし、読むことが苦になりません。しかし、そうでない人もいるはずです。写真で示すとか、会った時に伝えるとか、メールするにしても英語で書くとか、私に工夫できることは色々あります。

 

それを、「メールしたからあとは自己責任で。」というのは無責任だという見方もできるのだと気づきました。(まあメールのほうが圧倒的にコスパがいいので、ぜひ読んでほしいですが!)

 

とにかく、ここで私が得た教訓は、「相手の立場に立って、相手のためにできることを精一杯やる」ということです。

 

次の記事では、私の考える「いいチームとは何か」についてまとめていきます!ついでに、先述の業者さんによるプログラムの一部もお見せします。(すごくびっくりすると思います...) 

「あそぶんこう」の実態②ー早稲田大学文化構想学部卒業にあたってー

 

前回記事の続きです。前回記事はこちらから。

 

rinu830.hatenablog.com

 

 

さて、今回はネガティブなところも書いていきますよ。タイトルの「あそぶんこう」にも言及します。

 

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文構のダメなところ

 

もちろん大学に対しての不満もあった。2020オリンピックに使うとか使わないとかで、私の学部があるキャンパスは大規模な改修工事が行われ、入学から卒業まで常にうるさかったし、しょぼいプレハブで授業を受けることもあった。

 

あとは、どんなにやる気があってもカリキュラムの都合上、3年間で授業を履修し終えるということができない。4年生では週一コマなのに、それまでと変わらない学費を払わなければいけない、という事態が起きる。

 

そのほかにもいろいろあって書ききれたものではない。しかし皮肉なことに、大学が純粋に学問に打ち込むための場所だと信じ込んでいた田舎者にとっては、大学がいろいろな大人の事情の上に成り立っているということを知ることができたのもまたひとつ勉強であった。

 

憧れの早稲田と「あそぶんこう」

 

ちなみに、入学する直前に「あそぶんこう」という蔑称があることを知り、それまで真面目一筋だった私は、とても悲しみを覚えた。つまりは、「楽に単位がとれる」とか、いわゆる「実学」を学ばない学部だということで、他学部から揶揄されているのである。

 

それに関して、最近Twitterでこんなものを見つけた。文構の橋本教授が進級パンフレットに寄せた巻頭言なのだが、上手く表現されていて気に入ったのでご紹介する。

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おわりに

いかがだっただろうか。色々な感想をもつ人がいるだろう。いずれにしても、私はこの学部を選んで正解だったと思うし、何より楽しかった。学生生活がもうすぐ終わってしまうのは寂しいが、「やり切った!」と胸を張って卒業したい。

「あそぶんこう」の実態①ー早稲田大学文化構想学部卒業にあたってー

 

前回のブログで卒論との戦いを書いたが、卒論に取り組んでいると、

 

「あぁ、卒業までもう少しなんだなぁ」

 

と感慨深いような、さみしいような不思議な気持ちになる。

 

そこで今回は、5年間(!)在籍した早稲田大学や、文化構想学部について、実際に通ってみての感想や愚痴(笑)を書いていこうと思う。ちょうど受験シーズンなので、受験校選びに迷っている人や、「文化構想学部とはなんぞや?!」という方の参考になれば幸いだ。

 

※タイトルの「あそぶんこう」は後述します。

 

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 「文化構想学部」って何?

 

そんな疑問をもつ方も多いだろう。

 

私は「文化構想学部(通称: 文構)」という何ともFランっぽい響きのある学部に入学した。2007年に設置された赤ちゃん学部で、そのときの学部名候補として「知のフロンティア学部」という、より一層頭の悪そうな名前があったというのだから驚愕である。略称は「知フロ」?いやいや、「文構」でよかった。

 

高校生のころ、受験校を決めるに当たって「専門を一つに決めるのは難しいなぁ」と思っていた。そんなとき、友達に誘われて早稲田大学オープンキャンパスに訪れ、文化構想学部を見つけた。文化構想学部は文化に関することを中心に人文系を幅広く学べる学部である。それまでどこもしっくり来なかった私が、初めて「あ、ここならいいかも」と思えた学部だった。

 

正直、入学するときだって100%学部のことを理解できていたわけではなく、とりあえず早稲田ならいいかという気持ちもあった。しかし、結果的に最高な学部を選んだな、と思う。今回はそんな文構のいいところを中心にご紹介する。

 

文構いいところ①履修の自由度

 

文構のいいところは、非常に自由に履修が組めるところだ。大学生を苦しめる必修というものがほとんどない、もしくは、あったとしても複数の科目から選べるのでそれなりに自分の興味関心に合ったものを選べる。

 

私は興味の幅が広い人間なので、この制度はとても合っていたと思う。

 

「経営」や「法」など、入学する前の段階で自分の専門を決めてしまうのは大変危険なことだったと思うし、専門を決めたところでその分野の1番になることはできないわけだから、それよりは様々な知識を横断的に身につけて、柔軟に対応できる自分であることのほうが、私にとってはとても重要なことだった。

 

実際に、「とりあえず法学部に入って鬼みたいなテストに4年間しごかれたものの、結局法関係の仕事にはつかない」というパターンもあるのだ。法律が必要になれば弁護士を雇えばいいのだし、興味がない分野で点数をとるだけの勉強はとてもつまらない。

 

文構いいところ②最強なメディア系

 

私の専門ではないので詳しく書けないのが申し訳ないが、学生の卒業後の進路を見ても、確かにテレビ局や出版社など、名だたる企業に進んでいる。制作側に限らず、あの「桐島、部活やめるってよ」の作者、朝井リョウさんも卒業していることからもお分かりの通り、作家の卵もたくさん在籍している。

※先日、私の友人も作家デビューしました!

 

数年前から重松清先生が教鞭を取り始めたり、その他有名な評論家やメディア関連の教授と関われるので、そちらの業界に関心がある人にとっては非常に魅力的なのではないだろうか。

 

その方面でご活躍されている教授のお話は刺激的で、私もメディア論やジャーナリズム系の講義を好んでよく受講していた。

 

文構いいところ③多様性

 

これは文構に限ったことではなく、早稲田全体に通じることかもしれない。さすが、「グローバル」、「多様性」を打ち出しているだけあって、いろんな人種に出会える。上もいれば、下もいる。幅も広い。

 

私自身、「4年で卒業する」という正規ルートから外れる決断を下せたのは、早稲田の自由な校風と、それに負けず劣らず自由で多様性に溢れる学生の影響があったからだと思う。

 

元乃木坂の彼女と同じクラスになることもあれば、上限である8年在籍しても卒業できない人に出会うこともある。会社を経営している人もいれば、約5万人の学生のうち、約5000人は世界からの留学生だ。尊敬できる人、目標にしたい人にたくさん出会えた。これは一生の財産だと思うし、恵まれた環境で過ごせて幸せだった。

 

文構に限って言えば、サブカル系やお嬢様系キラキラ女子など、比較的穏やか学生が多かったように思う。男女比率は男子4割、女子6割といったところだろうか。

 

さて、ここまでいいところばかりを述べてきたがそれだけではフェアじゃないし、むしろ読者が知りたいのは悪いところだろう。ということで次の記事は、ネガティブな面や、タイトルの「あそぶんこう」について。乞うご期待。

 

いいチームとは何か②ーチームビルディング研修を終えてー

 

前回の記事の続きです。前回の記事はこちら。 

rinu830.hatenablog.com

 

 

 

「いいチーム」とは何か

  

課題はほかにも、オフィスで使ったものが出しっぱなしとか、いろいろあったのですが、「どうして片付けないのか」と相手を責めるのではなく、そういう細かいところに気付けるのであれば、それは私の1つの強みとしてとらえて、他の人にどうしたら気づいてもらえるのかを考えればよいと考え方を変えることができました。

 

もちろん、その分ほかのスタッフにはほかのスタッフの強みがあります。実際に、研修合宿で課題に対する改善案を発表してもらうと、私には思いつかないような面白くて有効そうなアイディアがたくさん出てきました。そうやって一人一人強みも弱みも違うのだから、それを集結させることでいいチームが出来上がっていくのだと思います。それを引き出してあげる(この場合はその場を設定、設計する)のが先輩である私の役割なのではないかと思います。

 

(ちなみに、私はこの研修の最後に感極まって泣いてしまいました笑。自分がアルバイトを卒業する前に何とかしたいなと思っていた課題に対するアプローチが、結構うまくいったことに対する安堵からだと思うのですが、涙を流せるほど本気で取り組んだ自分をちょっと誇らしくも思います😊)

 

終わりに

 

私はこの研修合宿を通じて「いいチーム」の概念が変わりました。

 

私の先輩方はいつも完璧で、企業で即戦力として活躍する姿を容易に想像できるくらい、圧倒的な存在でした。私はそんな先輩方の姿を追いかけてきたので、プロ集団こそがいいチームだと思っていました。

 

しかし、先輩方であれば、今回のような課題は出ないかもしれないけれど、その分、課題に対するアプローチもこんなに生まれなかったでしょう。いろいろな可能性の中から1つを選びとったほうが確度が高いはずです。

 

合宿の内容を合宿だけで終わらせず、よりスタッフ一人ひとりが活躍できる組織作りを探っていきたいと思えた2日間でした。以上、研修レポートでした。

 

※ちなみに業者さんにお願いした部分では、こんなことをしました(写真参照)

 

仲間と協力しないと達成できないアクティビティなのですが、ご覧のように命を懸けているのでどんなに仲が悪かろうが、協力し合わざるをえません。チーム力強化にはもってこいですね。(仲はとってもいいです(笑))

 

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国際交流イベントの舞台裏

 

先日、私が企画した国際交流イベント「Canadian Night」が開催されました。これは私の大学生活の集大成だっただけに、懸ける思いも並大抵のものではありませんでした。今回は、イベント企画の舞台裏をご紹介したいと思います。

 

 

企画経緯

 

そもそもカナダを題材に選んだのは、昨年大学を休学して約一年留学する中で、カナダが大好きになったからです。豊かな自然や美味しい食事はもちろん、多様性を受け入れる寛容度の高さが一番のお気に入りでした。留学生活についてはまた別ブログでまとめたいと思いますが、とにかく「カナダ=メープル」のイメージに終始することなく、様々なカナダの魅力についてイベントを通して学生の皆さんに伝えたいと思いました。

 

私はそれまで、比較的規模の大きい「各国の文化紹介イベント(通称:カントリーフェスティバル)」というカテゴリーのイベントを、イタリア、オーストラリアと担当してきました。今回のイベントの目的を達成するためには、音楽、食、プレゼンなど様々な方法でカナダの魅力を伝えるのが一番よいと思い、今回もこの形態で企画していくことにしました。

 

【試行錯誤の末完成したイベント広報ポスター】

 

準備

 

「国が違うというだけで毎回準備することは同じなんじゃ…?」と思う方もいるかもしれません。たしかに大枠で見ればそうなのですが、それでも回を重ねるごとに、イベントへの関わり方はどんどん強くなっていきました。

 

イタリアの担当になった1回目は、前任者によって用意されたフォーマットに従って、ただ作業するだけでした。正直、自分のやっていることが当日どういう形になるか、あいまいな部分もありました。2回目のオーストラリアは、自分の考えに基づいて、コンテンツ決めやポスター制作など、イベントに必要なことを何とか1人でこなしました。しかし、このときに残った課題は、イベント参加者のことを考える余裕がほとんどなかったことです。「自分がこんなイベントを作りたい!」という気持ちが先行しすぎて、参加者に押し付けてしまった部分がありました。

 

それを踏まえて今回の3回目は、「心から人にオススメしたくて、自分も参加者として参加したいイベント」に仕上げることができました。というのも、これまでだれもやったことのなかった、空間や音をフルに使い、異文化理解や異文化交流を超えて、参加者にいい「体験」をしてもらえるよう心がけて設計したからです。ICCでは年間約250もの異文化交流イベントを開催していますが、それでも「異文化交流」や「国際交流」聞くと身構えてしまう人がまだまだ多く、そんな人でも来やすいイベントにしたい、このイベントを通して関心をもっと広げてほしいという思いがあったからです。

 

また、仕事のやり方も3回目では格段によくなくなりました。たとえば、1人で抱え込むと工数が多すぎるので、周りの状態を見て仲間のスタッフにタスクを振れるようになりました。このとき、自分が意図した通りにやってもらえるよう、伝え方を工夫したことも私にとっていい経験となりました。カナダ人オーナーとの、初・英語での協賛交渉も何とか無事に終えました。

 

【交渉の結果実現した、貴重なカナディアンワインの販売】

【大使館からたくさんのビジュアル資料をお借りしました】

当日

 

企画書提出から約4ヶ月、ついに当日を迎えました。それまで丁寧に準備してきたので、「これだけ楽しいイベントに来ないなんてもったいない!」という境地に達していました(笑)。それほどまでに、自信と愛情をもって作っていたイベントですが、やはり仕事や課題で忙しい中、わざわざ時間を割いて来てくれた人たちには「ありがとう」と伝えたいです。

 

【プレゼンの様子】

 

終わりに

 

今回はさまざまなコンテンツを盛り込んだことで、「交流の質」という意味でとてもいいイベントになりました。未就学児から高齢の方まで、そしてカジュアルな服装からシックな装いの方まで、多くの人がいつものコミュニティを抜けて、会場に集い、ともに夜を過ごす――。すごくロマンティックですよね。とにかくイベントを楽しんで、何か一つでも持ち帰るものがあってくれたなら幸いです。

 

東京音楽大学サクソフォン・カルテットの皆様】

【来場者特典のメープルクッキーはいいお土産になったのではないでしょうか。】


最後に、サポートしてくれたスタッフ、友達、家族、本当にありがとうございました!

卒論奮闘記

 

 

先日、何とか卒論を提出した。毎年先輩方がヒーヒー言っているのを見てきて「アホか、もっと余裕もってやれ」と思っていたが、実際に取り組んでみると特大ブーメランとなった。

 

ということで今回は、1人でも後輩が卒論地獄を免れるよう、私の卒論との戦いを簡単に記すことにする。

 

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卒論について(文字数、時間など)

 

私の学部では卒業するために最低2万字の論文を執筆する必要がある。学部によっては4万字だったり、英語での執筆が認められていたり、なんと卒論なしという学部まであるらしいので、高校生の皆さんは入学する学部選びの一つの軸にするとよい。

 

3年次から何となく構想を始め、ぎゅっと凝縮するとかけた時間はトータルで1.5ヶ月といったところ。以下、時系列に沿って詳しく述べていく。

 

春学期(テーマ決めと構想、中間発表まで)

 

「ほぼ卒業まで向き合う課題なのだから、テーマが大切!」と思っていたが、就活に力を入れていたため熟考したかと言われれば難しい。ちょうど就活を通して労働のあり方に関心をもっていたため、若干見切り発車状態で日本の労働に関する論文を書くことにした。中間発表前に1万字(最低文字数の半分)は書いておきたいということで、4年次5月の2週間で、前半約1万字を達成。

 

私の中間発表は6月4日だった。ご存知の通り、6月1日は就活解禁日。私の中間発表当日は、ゼミ生みんな就活で欠席、見事に教授との個人面談になった。

 

字数カウント:残り1万字。

 

夏休み(後半の構想)

 

前述の通り、2週間程度で最低字数の半分は書いてしまったため、気持ちが緩んで夏休みはほとんど手を付けなかった。その代償として、秋学期一発目のゼミの前、家で缶詰になった。後半1万字の構想に3日要した。

 

字数カウント:相変わらず残り1万字。

 

秋学期(後半の執筆、完成まで)

 

図書館と家を往復する日々。大学の図書館がいくつもに分かれているので、本を抱えながらあっちに行ったりこっちに行ったりと大忙し。ちなみにこの時期、周りの学生も大抵卒論真っ最中なので本の取り合いに注意。

 

私はこの時期に大好きなドラマを3週分録画した。後半1万字の加筆に2週間、最後の仕上げに2週間弱かかった。

 

特に締め切り前の最後の2週間が一番大変だった。書けば書くほど足りないデータは出てくるし、一晩寝かせて読み返すと論理がハチャメチャだったりする。それでも最終的に自分の書きたいことを全部書ききって納得度の高いものに仕上げることができた。

 

字数カウント:2万字達成!(結果的に3万字弱書いた)

 

終わりに

 

学部生の論文なので、ゴリゴリの研究内容が求められるというよりは、正しい引用の仕方や論の展開、大量の文献を読み込むといった基礎的な事柄の集大成になったと思う。

 

なんだかんだで終わってみれば、いい経験になった。一つの課題にじっくり向き合うことや膨大な文献を読み漁ることはなかなかないし、これから先、院にでも進まない限り学問に没頭するのも人生で最後だったかもしれない。

 

あとは1月の口頭試験を残すのみ。遅刻しなければ大丈夫、たぶん。