ヨーロッパ旅行振り返り〜こぼれ話編〜
ヨーロッパ旅行関係は、これまでにアップしたもので終わりにしようと思っていたのですが、最後にもう一つ、こぼれ話編をお届けします。
生真面目日本人
ドイツでは、ドイツ人の友人Pに案内してもらいました。Pのお友達も含め、複数人で夜ご飯を食べていたときのこと。私のアルバイトの話になり、「高い給料もらっているんだから、高いPCでも何でも買えるでしょ!」と言われました。
生真面目日本人の代表格みたいな私は、「いや、アルバイトは固定給でドイツみたいにチップもないし、全然時給高くないよ。Macだけのために頑張れば買えなくもないけど」と答えました。
すると、「ははは、ジョークだよ。」
これ、伝わりますかね…?適切な例だったか、皆さんに上手く伝わったかは分からないのですが、とにかくこんな調子でジョークのオンパレード。何度そのような下りがあったかわかりません。
こういうとき、つくづく言語だけを勉強しても意味がないなと思います。文化ごと学び、身体に染みつかせないと、「会話」はなかなか成立しないのです。
例えば、日本人の間では「空気を読む」ということが自然と行われています。が、海外の人に空気の読み方を教えるのはとても難しいですよね。状況によって違うし、完全に正解というものもありません。私たちは、誰に教えられたわけでもなく、日本で生活する中で自然と身につけています。
そんな具合で、それぞれの国・地域・言語によって、会話を取り巻く雰囲気は違います。教科書にかじりついているだけではダメなんだと、痛感させられる瞬間です。まあこれが生きた言語を学ぶ難しさであり、楽しさなんですけどね。